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愛のぷよリスト鬼龍(キリュー)が紡ぐ戦いの記録・・・それがぷよます(ぷよクエとかデレステとかスクフェスのゲーム感想を書くブログです)

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ギリギリで1万位以内(途中から真面目な話、後半、漫画の規制について)




2分前の時点で
1万300位ぐらいだったんですよ。


危なかったです。

みんなどんだけ頻繁に
アプリ開いてバトってるんだよ


・・・と思ったら、そうなのだ、
夏休みなんだよな。誤算でした。






ここからは結構、真面目な話をします。


ここ数日、愛知県で催された美術祭に
ついて、あれやこれやともめているのですが


「ヘイト・スピーチ」
 という言葉が誤用されているので

この際だから、自分のブログでだけでも
具体的にどういうものなのか説明しておこう
と思います。


夏休みの中高生は
自由研究のネタとして利用してください。

興味ない人はスルーして
私がギルイベ感想文を書きあげるのを
待っていてください。








簡単に言うと
ヘイト・スピーチというのは

特定の人種や民族に対する
差別や暴力、脅迫を煽る行為

犯罪の一種なんですね。
(英米法ではそう規定されています)


ルワンダっていうアフリカの国で

ラジオ局が
ツチ族という部族に対して殺人を煽る放送を
連続して流し続けた結果、大量虐殺が起きた
という事件が昔、あったんですよ。


そういうのを差すわけですよ。


差別意識に基づいた
暴力や脅迫行為を扇動する「行為」を差すので、

スピーチと書かれてはいますが、
単に相手を中傷する「発言」ではありません。





ですから、

天皇陛下の御真影
(「写真」は失礼な言い方)が焼かれた
イラストを見て、

これは皇族の殺害を煽る・予告するもので、
実際に被害が及んでいるのだと
主張しているならな、私も
それが合ってるか否かはともかく


あー、なるほどねと思うのですが・・・


何か、どの発言やニュースを見ても
具体的に皇室に脅迫の電話が
鳴り響いたっていう話を聞かないんですよね。



実行委員会に脅迫電話やメールが
たくさん届いたことは報道されてますけどね。






差別っていうのは簡単に言えば

悪人には何をしても許される
という考えであり、


脅迫メールを送っても
そいつは悪くない

お前は悪くないから
じゃんじゃんやれと是認する行為ってのを

ヘイト・クライムっていうんですよ。


私も前に別のブログをやっていた時に、

コメント欄で首相の本の宣伝をしている人に
よそのブログでやってくれと言っただけで

ぼろっくそに叩かれたことがありますが、


それだって
「悪いのは苦言を呈したこいつなのだから
 どれだけ中傷しても許されるんだ」
という考えがなきゃ出来ませんからね。





よく考えれば

相手が間違っていることと
自分が正しいこととは
イコールで結ぶことは出来ない


んですよ。

例えば、私が荒らされたことを理由に
荒らした人たちの本名や顔写真を
ネットで公開しても良いのか

そういう人たちに
危害が及ぶような真似をしても良いのか

っつー話なんですよね。

駄目に決まっているんですけど、
その辺がわかっていない人が多い気がします。




あと、今回の事件で

表現の自由っていうのが
やたらと叫ばれていますが、


ここで言う「自由」っていうのは
国家と個人とを対置させているんですね。


「自由」の反対は「強制」ですから、

 国が個人の創作活動をチェックして
 良いものと悪いものとを恣意的に
 選別する行為をとがめているわけです。




簡単に言えば

漫画やアニメの規制ですよ。


8年ぐらい前に
非実在青少年という言葉が
注目されましたが、


どの漫画やアニメが
エッチか否かが東京都の気分次第で
線引きされてしまうということに対して

反対運動が起きたんですね。





あくまでも
「行政の解釈によって」というのが
ポイントで規制そのものを禁じるものでは
ありません。


例えば、パンツが描かれている漫画や
アニメは売っちゃいけない

という法律が出来たとするじゃないですか。


でも、よく考えてみれば
下着を描くのがエロスかどうかに
明確な答えはないじゃないですか。

どこまで行っても
その法律を支持した奴らの主観じゃないですか。


そういうことを言ってるわけですね。






けしからんから駄目というのは

あくまでも感情の押し付けであって

何が良くて何が駄目かを
国に白紙委任する行為ですから


それは個人の自由を侵害しかねないから
良くないんだ

というのが一応の理屈ですね。





あの・・・わりと真面目な問題で

海外のアニメ映画と比べて
日本のアニメ映画って明らかに
身体障害者の描写が不足しているんですよ。

『ペット』とか『ヒックとドラゴン』とか
『ファインディング・ドリー』とか

向こうでは、そういう人たちが
当たり前のように傍にいて仲間として

場合によっては主人公として
物語に参加しているんですけど、

日本の場合、
肯定的な意味が込められていても
抗議を恐れて最初からやらない

っていうのがあると感じるんですね。


それって良くないと思う。




未来悟飯とか典型的ですよね。

戦いで片腕を失ったのに
ゲームだと普通に両腕ですからね。


明確なラインを設けずに
好きに拡大解釈されるのも問題だけど


どういう意図で描かれたのかを考えず
機械的に制限するのも問題だと思います。


そういう意味で
すごく難しくナイーブな問題だと
私は捉えているのですが、


世間の大人たちが
ろくに言葉の勉強もしないで
がなりたてているのが気になって

こういうつまらん記事を書いてしまいました。

本当は別のことを書くつもりだったんですよ。




ゲーマーである前に
ブロガーだと考えていますし


ただでさえ、サブカルチャーにおいて
表現の自由というのは重大なテーマなので

安易に扱われているというのであれば
せめて自分のブログでは
きっちり書いておかなくちゃなと
考えた次第です。



次回からは
いつもどおり、不真面目な内容にするので
暖かく見守って下さると嬉しいです。



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プロフィール

HN:
鬼龍(キリュー)
性別:
非公開
自己紹介:
愛と勇気と誇りをもって戦う孤高のぷよリスト。好きなものは勝利という名の美酒、嫌いなものはネトウヨです。


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