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愛のぷよリスト鬼龍(キリュー)が紡ぐ戦いの記録・・・それがぷよます(ぷよクエとかデレステとかスクフェスのゲーム感想を書くブログです)

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アナ雪は本当に名作なのか?



今日の金曜ロードショーで放送された
『アナと雪の女王』。


世界的にも大ヒットした映画ですが、
こちらのサイトによると


ーーーーーーーーーーーーーー

半年以上の異例の
ロングランヒットともなった『アナ雪』は、
主題歌「Let It Go〜ありのままで〜」が、
街でもお茶の間でもヘビーローテーションされるなど、
子どもだけでなく大人も夢中に。

社会現象も巻き起こし一大ブームとなったが、
やはりその最大の要因は主人公のひとり・エルサが
新しいプリンセス像を提示したことにあるだろう。


ディズニー映画といえば、それまで
“受け身のプリンセス”“恋愛至上主義”が顕著だったが、
『アナ雪』はそうした既存のヒロイン像を一新、
王子さまとの恋愛の成就をハッピーエンドとせず
男性から自立した存在として描いた。


この新しいプリンセス像に、
多くの論客たちも沸き立った。

批評家の東浩紀氏や実業家の夏野剛氏、
脳科学者・茂木健一郎氏、評論家・中森明夫氏、
荻上チキ氏といった面々が
さまざまな『アナ雪』解釈を行い、
数多くの『アナ雪』論が発表された。

https://lite-ra.com/2019/11/post-5092.html

ーーーーーーーーーーーーーー

だったそうです。




マジで?
と思いました。

個人的には
語るまでもない映画なのですが(汗)






アナ雪に対する意見は
こちらのレビュアーさんのそれとほぼ同じ
なのですが、ここではプラスアルファで

そんなに斬新な女性像か?
という点について言及しようと思います。







①本当に斬新だったのか?

自立した女性というテーマなら
リトルマーメイドのアリエルで
すでに描かれていると思うんですよね。


海王トリトンの末娘アリエルは
地上の世界にあこがれる少女ですが、

この作品では
人間は魚の敵として描かれていて、
人間界について知ろうとすることは
タブーとして扱われているのですね。


ですから、洞窟の中に
捨てられたパイプやフォークを集めて
ちょっとしたコレクションを作っている
アリエルの行為というのは
「実にけしからんこと」に該当するわけです。




娯楽作品では、しばしば父親というのは
社会の象徴として表現されることがあって、

例えば、ドラゴンボールでは
バーダックは悟空の父親であると同時に

サイヤ人という民族、
破壊や侵略によって成り立っている
社会に生きる人間の代表でもあるわけです。


リトルマーメイドやアラジンでは、
古い掟に縛られる社会というのが確固として
存在していて、その常識から外れたものとして
ヒロインが位置づけられているのですけど、

そういう意味からみれば
アリエルやジャスミンって普通に
自分の意志を持っている女性なんですよ。


そういう掟VS自由というのが
トリトンとアリエルとか
スルタン王とジャスミンとか
父娘のけんかを通して表現されています。




そういう映画を見た上で
フェミっぽい何かの視点から
肯定的に評価するアナ雪論を読むと


男性から自立するためには
恋をしちゃいけないの?

という疑問がわくんですよね。


過去のディズニー作品を見ても
恋愛をして、なおかつ、自立した女性って
結構いますよ・・・?(汗)





②メガラがガン無視されている


私の知る限り
最も人間らしい
ディズニーヒロインは

映画『ヘラクレス』に登場した
メグ(メガラ)
っていうキャラは
確実にそれに当てはまると思います。


この人、恋人を死の淵から救うために
冥界の神ハデスに魂を売ったんですけど、

生き返った彼氏が
よそで女つくって逃げちゃうんですよね。


残ったメグはハデスに自由を奪われて
命じられるままに悪事に加担していきます。

深く傷ついたまま、
もう誰も愛さないと心に決めて。





ディズニーって
初恋が成就するのが鉄則なんだけど
メグだけは異例なんですよ。

そういう意味ではね。


劇中でもセクシーな衣装やしぐさで
男性を翻弄する悪女的な立ち位置で
描かれていて、実際、この映画の人物たちには
メグは悪女として見られているんだけど、

ヘラクレスだけはメグを信じるんですよ。


怪力をコントロールできないために
村の人間から厄介者扱いされて
孤独を感じていた彼は、

自分はここにいるべきではない、
きっとどこかに受け入れている場所が
あるはずだと、神界オリュンポスに登るために
ヒーローになろうとするんですけど、

メグといると自分が一人ではない
ような気持ちになるんですよね。


メグ自身も純粋な心を持つヘラクレスに
次第に惹かれていくようになります。





I won't say I'm in loveっていう
持ち歌があるんだけど、

過去の出来事から
自分の恋心を認めようとしない
というか

本当は好きなんだけど
好きと言えないメグの良い意味で
ひねくれた性格を表したもので


今でもヘラクレスといえば
この歌とGo the Distanceを思い浮かべますね。


人間ってそう簡単に自分を理解できないものだし
理解できても簡単に表現できるものではない
と思うんですけど、

そういう点から考えると
このキャラは本当にリアルな人間で

好きなディズニーヒロインと言われれば
この娘とジェーン(『ターザン』のヒロイン)
を筆頭に上げたくなりますね。私は。




そんなメグですが、
終盤では自由を得るために
ヘラクレスをだましちゃうんです。



狂言と知らずにメグを助けるために
ヘラクレスは怪力を失って
死にかけるんですけど、

結局、メグはハデスを裏切って
ヘラクレスをかばって死ぬんですね。


悲しむヘラクレスに
メグはこう語りかけます。


「人間て馬鹿なことをするのよ。
 恋をすると」


その後、死んだメグを探して
冥界に降りたヘラクレスは

かつてメグがしたことと同じ契約を
ハデスと交わして死の滝に飛び込みます。






ずっと神族になりたくて
そのために自分の力を使っていた
ヘラクレスがここで初めてメグのために
命をかけるんですねー。


その後の展開は
ネタバレになるから割愛するけど

はっきり言って、
こんなに激しいヒロインって
後にも先にもメグだけですよ。


だから、私はアナ雪が嫌いなんじゃなくて
アナ雪を上げるために過去に登場した
魅力的なキャラクターを無視するやり方が
気に入らないんだろうなと思います。

もっと見てくださいよと。そんな感じです。





ちなみに
公式のディズニープリンセスに
メグはカウントされていません。


王女じゃないベル(美女と野獣)は
メンバーに入っているんだけどね。


基準がよくわからないんだけど、
とにかく話題にすらあがらない。


いわゆる黒歴史って奴です。
ウケるーwww









・・・・・・・・・・・・・・











結論としては、
どうせディズニー映画を利用して
フェミっぽい何かを気取るなら

世間にあまり知られていない
名キャラクターについて語って欲しかったな
と思う次第っすね。


リトルマーメイド以降の映画を
ざっと見るだけで書けるでしょう。

それくらいは。


流行りに乗っかって
それっぽい記事を書かれるのは
ちょっと頂けないなと思いますよ。うん。






・・・ここまで書いていて
相当、時間を使ってしまいました。

信じられない。
30分ぐらいで終わらせるはずだったのに。


ぷよクエの話は明日になりそうですね。

その前にシャニマスの記事を書く気もするけど、
まー何とか一本書きたいところです。


こういう決意表明をすると
大体、私は宣言通りに動かないんだよなぁ

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プロフィール

HN:
鬼龍(キリュー)
性別:
非公開
自己紹介:
愛と勇気と誇りをもって戦う孤高のぷよリスト。好きなものは勝利という名の美酒、嫌いなものはネトウヨです。


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