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ぷよます!!

愛のぷよリスト鬼龍(キリュー)が紡ぐ戦いの記録・・・それがぷよます(ぷよクエとかデレステとかスクフェスのゲーム感想を書くブログです)

Vtuberはなぜ廃れたか(後編2)



これだけを見ると
まあまあ戦えているんだけど








3か月前と比較すると
激減しているんですよね。






Vtuberはなぜ廃れたのか(後編1)


~前回のまとめ~

マリオメーカーのように、
ゲームを売っているのではなく
ゲームを作るソフトを売るタイプの商品は

意地悪に言えば、
ステージを作るというクリエイターにとって
最も重要な作業を素人に丸投げしている
側面がある。


ここではプレイヤーという名の
制作者は無償で働かされているが、
それを作成者が自覚することはない。


企業にとってみれば、
この手のコンテンツを作成する
インフラを提供するサービスは
大変、経済的だ。

(ノーギャラで勝手に作ってくれるので)





ゆえに、
Vtuberを作成するアプリを
ニコ動の親であるドワンゴが
提供するのは大変理にかなった行為で、


これは、動画を作るのではなく、
動画を作らせるように誘導することで
制作費その他のコストを削ってきた
動画投稿サイトの戦略にそったものだと言える。





しかし、コンテンツを作成する能力がない
ということは、言い換えれば
人材を育成する能力がないことであり、

当然ながら、企業は
実力のある配信者を囲むようにして
利益を伸ばすしかなかった。


~~~まとめおわり~~~~~~



大体、こんな感じの内容です。

人を育てる力がない以上、
優秀な人間を拾ってくるしかない
のですが、ここに致命的な欠陥がある
ということをこの記事では述べたい
と思います。





まずはじめに、
こういう投稿文化、つまり、視聴者や読者が
動画やゲーム、小説を積極的に作っていくのを
文化を民主的に創造していく素晴らしい現象だと
絶賛する意見があるんですけど、

それは違うぞというところから
触れていこうと思います。








カオスラウンジ騒動について

カオスラウンジの問題点

Vtuberとカオスラウンジ


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
主にプリントアウトした
イラストフィギュアなどの素材に、
コラージュ・切り裂き・ペンキ塗布・
水をかける・溶融・靴で踏みつけるなど、
絵師にとっては最大級の侮辱と
受け取れる加工を行い、販売していた。


~中略~

また、彼らは芸術サブカルチャー
ネット企業方面に幅広い人脈を築いて
現代アートの旗手と持ち上げられ、
莫大な利益を上げて法人化も間近であった
とされるものの、

素材の
盗用pixiv投稿絵も被害に)や
「カオスラウンジ宣言」の問題が
表面化して支援者も離反しつつある。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

以前、カオスラウンジという名の
アート集団がPixivに投稿されたイラストを
多数使用してコラージュを作ったことが
大問題になったことがありました。


コラについての是非は置いておくとして
ここで重要なのは

①Pixivや美術手帖といった企業が
 彼らを好意的に受け入れたこと

そして

②実際には素材となったイラストには
 作者が存在していたにも関わらず、
 あたかもそんなものはいないか
 のように
扱われた

ということです。



私の友人にも、絵師として
Pixivに投稿していた娘がいて、

当時、キレまくっていたことを
今でも覚えています。

(この事件がきっかけで
 そいつはPixivを退会しました)


ここでは明確な意識のズレがあって、

カオスラウンジや
現代手帖にとっての

Pixivの投稿イラストは
あくまで
現代アートを
完成させるための

「パーツ」でしかない一方で、

投稿者にとって
自身が描いたイラストは
わたしという個性と結びついた
「作品」だったのですね。




ゲーム部プロジェクト声優交代
VtuberというよりCtuber



実のところ、
こういう作者を透明化する意識って

中の人と揉めた末に
声優を交代させたUnlimited社にも
共有されていて、つまり、ここでは


実況者はキャラクターを
構成するパーツにすぎなくて、
代替可の消耗品なんですね。




サザエさんの波平が典型的ですけど、

声優さんが亡くなっても
キャラは死んだわけじゃないので
今でも続いているじゃないですか。

ここでは波平という
キャラクターが軸になっていて、
声優さんは周辺に位置しているわけです。


サザエさんという原作があって、
その登場人物を声優さんが演じている。


永井一郎という人物が先に合って、
彼が波平というキャラクターを
後から作ったわけではないんです。




でも、キズナアイとか
ゲーム部プロジェクトとか、

その他諸々のVtuberって

原作が先にあって、
声優が後からついてきたもの
だったでしょうか?




Unlimited社は
原作があったんだと、脚本があったのだと、
私に言わせれば後付けをしたのだけれど、

マリオメーカー型のコンテンツって
中身を演者に作らせて
成長してきたんですよね


Pixiv自体に絵を描く才能はないし、
Unlimited社にもキャラを作る能力は
ないんですよ。







キズナアイしかり、
ゲーム部プロジェクトしかり、
月ノ美兎しかり、
演じた人のトークや個性が
軸となって作られたのであって、


簡単に切り捨てることは
出来ないんですよ。本来ならね。




少なくとも受け手は
そう捉えていると思います。

ドラえもんの声優交代が
未だにあーだこーだ言われること
があるのも、声優さんの演技というのが
キャラと密接に結びついているからで、

映画吹替の批判も
棒読みだからとかタレントを使うな
とかいう以上に、声とキャラの間には
深い結びつきがあるという意識が
背景に存在するからです。




現代のメディアミックスは
原作が無いのが特徴である以上、

細部のキャラ造形は
演者が大きく関わってきます。

私は同一視することはないけれど、
少なくともラブライブやアイマスでは、

中の人とキャラクターを
重ねるようにして見られることは
よくありますし、

声優さんもライブの場では
コスプレをして歌ってくれるわけです。




・・・なんですけど、
作者がまるでいないかのように
扱われる。


単に参加者が増えたから、
一般人も参加できるようになったから
というだけで、民主的な創作作法と
べた褒めする人がいるわけだけれど、


実際には作者は透明化しているし、
作品はパーツ化しているわけです。


作者や作品の重みが
意図的に軽くされているんですね。






破裂したタイヤを外して
新品のものと付け替えるように
演者を入れ替える。


Vtuberが廃れた、
少なくともゲーム部やキズナアイの
再生数が激減した理由はここにある。


声優がいるから
作れたコンテンツなのに、
部品のように入れ換えてしまうから
前と同じものが作れなくなる。


ちょっと考えれば
すぐわかることなんですよ。





作者が増えるということは
作者が消えることではないんだけど、

シャニマスのような
素晴らしいシナリオを乗せる作品でも
ライターの名前は画面に映らないんですね。

逆にドラクエのような
原作がある場合では、堀井雄二という
名前がデカデカとあるわけです。

Fateなら最初のStayNightを書いた
奈須きのこさんがいる。



まぁ、シャニマスの場合、
声優さんがキャラを代表しているので
絶対にダメってわけじゃないけれど、

作者の存在感が薄まるというのは
危険なことでもあるんだ

ということは記憶に片隅に
残しておくべきでしょう。



今、危険なことでもあるって言ったけど、


部品の入れ替えというのは
勝手に起きるわけではなく、
誰かの手によるもの・・・ですよね?


Vtuberと一言では言うけれど、
実際には企業が作者のように振る舞って

実際の作者である演者を切り貼りして
コンテンツを提供しているんですよ。



カオスラウンジのように
絵は描けないんだけど、絵が描けるように
振る舞って、アートを作る人たち。

演者を育てるノウハウがないし、
キャラクターを作る能力もないのだけれど、
あたかも自分が作り出したかのようにして
Vtuberをプレゼンツする関連事務所。


両者に共通するのは
「編集によって作品がクリエイトされる」
という意識だと思います。




こういう意識って
メディア関係者には凄く多いと思うんですよ。


よく考えれば鳥山明の絵があってこその
ドラゴンクエストなのに、
簡単に別のデザインと入れ替えてしまう。



確かに、編集することによって
新しい価値がそこに生まれることは
体験的に理解できることではあるけど、


編者が作品の魂を作るのだ
とでも言いたげな姿勢というのは
傍から見れば、大変傲慢だと思うんですよね。




評論家の大塚英志さんは
現代のメディアミックスは、

企業が作品を生成するインフラを設け、
そうして出来上がった作品を
回収・管理・商品化したものであって、

そこに作者の自由や権利は
著しく後退しているのではないか

という意見を唱えました。

まぁ、私の理解だから
本当は違うことを
言っているのかもしれないが。


私も同意見で、
Vtuberの人気低迷というのは
ある意味、必然だったと思うんですよね。


現状、どのメディアも
ブームを作る能力はあるけれど、
それを維持する手段は持っていないし、

そもそも、彼らが依存している
クリエイターに創作力が本当にあるのか
という問題がありますからね。

~つづく~


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プロフィール

HN:
鬼龍(キリュー)
性別:
非公開
自己紹介:
愛と勇気と誇りをもって戦う孤高のぷよリスト。好きなものは勝利という名の美酒、嫌いなものはネトウヨです。


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