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愛のぷよリスト鬼龍(キリュー)が紡ぐ戦いの記録・・・それがぷよます(ぷよクエとかデレステとかスクフェスのゲーム感想を書くブログです)

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ジャファーが王を目指した理由(わけ)



金曜ロードショー(アラジン)
を視聴したあと40分ほど走りました。






やっぱり、自分にとって
30~40分が限界なんですよね。

音ゲーなら何周も出来るけど
これは本当に無理。


何よりもそれぐらい走ると
ギルメンからアリィや新キャラを
借りることが出来なくなるので






水曜から
30分1セットを
2回繰り返す作戦に変更しました。

おかげで
なんとかここまで来れました。

余裕をもって終わらせられそうです。







話は変わって。

映画『アラジン』の悪役、ジャファー。

彼は劇中、王になるべく暗躍するのですが
「なぜ王になりたかったのか」

その理由がはっきりとは提示されていない
んですよね・・・なぜだと思う?





それは悪い奴だからに
決まってるずらー!









うん、まぁ、それはそうなんだけど
ここではもうちょっと深く掘り下げて
考えていこうと思います。








ディズニーの悪役って

ルールに
縛られている奴が多い


というのが指摘できるのですね。













『リトルマーメイド』のアースラは
 トリトンから力を奪うために
 娘のアリエルを人質にとって
 力を委譲するサインをさせますよね。


『ヘラクレス』のハデスも
 ヘラクレスの力を封じるために
 メグを人質に取って契約するし


『アラジン』のジャファーも
 王になるためにまず、
 アグラバーの法律に従って
 ジャスミンと結婚しようとする

わけですよ。





普通の悪役って
力づくで分捕るんだけど、

ハデスしかり、ジャファーしかり
ルールや契約に縛られた形で
行動していて、そこが特徴的なんですよね。


ここで思いだして欲しいのが

ジャファーが国務大臣としては
大変、真面目に仕事をしていた
ということ。


これは盗みによって、つまり
ルールを破ることで生計を立てていた
アラジンとは対照的です。


ジャファーが悪役として完成されているのは
まさに主人公の対の存在として機能している
からで、ここから彼の正義を推し量ることが
出来ると思います。














恐らくは。

後半でジャファーがジーニーに
願ってアグラバーの新王になった時、

スルタン王に
悪事をやめるよう警告された時に


お前の命令は
もう聞かない


とハッキリ答えるシーンがありましたよね。


これが動機だと思うんですよ。




アグラバーの君主制のもとでは
王の命令は絶対。法は神なり。


よって、自由に生きるためには
王を洗脳して操り人形にするとか
法に則った手段で自分が王になるとか

そういう反則スレスレの手段を
使うしかないんですよね。


ジーニーを手に入れて
最初に願ったのも支配からの解放だった
わけですよ。


つまり、あれは彼なりの
自由になるための戦いだった。

そう解釈することが出来るのですね。
















ディズニーの悪役って
結構、そういう奴が多いですよ。


だからといって、
彼らの方が正しいのかと言えば
そうでもないのです。


















最初の方でアラジンは
上手く盗めたパンを子供にあげますよね。


それがポイントなんですよ。

盗まれた方が悪い。
盗めなかったヤツが悪い。


こういう価値観を持つ人間からすれば
何のリスクも犯していない他人に
自分の食べ物をぜんぶ渡すなんて行為は
ありえないと思います。


一方、ジャファーは中盤で
騙されたお前が悪いとばかりに
ランプだけ奪ってアラジンを
洞窟の底に突き落とそうとしますよね。


この対比なんですよ。






簡単に言えば、ジャファーは

勝ったヤツが正しい

という価値観を持っているんですね。


よく「正義は勝つ」というフレーズが
ありますが、あれって逆に言えば

正しい奴が勝つならば、
勝った奴が正しいとも言えるわけで、

実際、絶対王政の時代では
王が戦争をする動機の一つに

勝利することを通じて
自分が神に選ばれた存在なのだと
証明するというのがあったのです。



『美女と野獣』のガストンは
 まさに、こういう考えの持ち主で、

ベルと結婚するのも
美しい娘と結婚して家庭を築くのが
男にとっての勝利だからです。

(作中、彼は一度も
 ベルのことを愛していると言わない)


実写版では、従軍経験があることが
強調されて、彼がどこでそういう考えを
学んできたのかが推測できるように
演出されていますね。




こういう人たちにとって
自分が自由になるためには
相手に勝たなければならないし、


勝った後は好き勝手に生きていいし

他人を支配しても
それは向こうが悪いとなるわけです。


現実世界でも
選挙に勝ったから俺が正しいのだと
マジで主張している政治家がいますが、

そういう奴らは基本的に弱者というか
自分に逆らう奴に大変残酷です。




誰が正しいを気にして
何が正しいかを気にしない
と言ったところでしょうか。


ジャスミンは何度も
こんな法律おかしいって言いますよね。

ジャファーにとっては
法は従うもので破ってはいけない、

そのかわり、法に触れない範囲では
騙しも洗脳も殺人も躊躇しない、


そういう奴なんですね。




既存の価値観や風習、

つまり、正しいと言われるものが
本当に正しいのかどうか考えること。


これが本当に必要なことで
正義と悪を分けるものではないか。


そういうメッセージがあるのでは
ないだろうかと私は思っています。






首相の本の宣伝をよそでやれ、
無関係の記事のコメ欄に連投するなと
言っただけで他国のスパイに認定され、
数日間、執拗な攻撃を受けた身からすれば

あーいう権力者に反射的に従う連中は
本当に思慮が浅いと痛感するわけで、

美女と野獣でも
ガストンが「野獣は危険だ」と言っただけで
簡単に城に攻め込む群衆がいるけれど、


現実でも
首相が「隣国は危険だ」というだけで
軍拡に同調する人が滅茶苦茶多くて、

そういう「強い奴が正しい」という行為?
自分の頭で考えるという権利を
自ら放棄する行為、

大変、動物的に生きる行為を
戒めてるんじゃないかと思うんですよね。





まぁ、奴ら屁理屈だけは達者だから

あーでもねー、こーでもねーと
わめいて自分がそうだと認めようと
しないし、場合によっちゃ

ブーメランですねwwww
とかほざきそうなので、

私は彼らに向かって
ズカズカ歩いて説教したりはしない
けどね。

説得が通じる相手ではない
と認識しているからね。





最後、若干、毒を吐きましたが、
まー、映画と言えど
馬鹿には出来んのですよ。


我々、ゲームやアニメを嗜む人種って
否定的に扱われてきた歴史があるので

キモヲタの看板を背負うからには
それなりに真面目なことも書けるぜ
とたまーにアピールしたほうが
良いのかなーと思い、

今回の記事を書いた次第です。


「11万個集めました」とか
「12連鎖出来ました」とか

 そういう単なる結果報告より
 読むのは疲れるけど、

 その分、最後まで読んで良かった
 と思わせるクォリティにはしたつもり。



今日の夜には12万個まで行けそうだから
次の記事は、たぶんガチャ記事になると
思います。まぁ・・・どうだろうな?


運気の波を読んでから回すので
もしかしたら数日後になるかも?


まー、いずれにせよ
次はライトなテンポにするので

肩の力をぬいて読んでくれると嬉しいです。



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プロフィール

HN:
鬼龍(キリュー)
性別:
非公開
自己紹介:
愛と勇気と誇りをもって戦う孤高のぷよリスト。好きなものは勝利という名の美酒、嫌いなものはネトウヨです。


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