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ぷよます!!

愛のぷよリスト鬼龍(キリュー)が紡ぐ戦いの記録・・・それがぷよます(ぷよクエとかデレステとかスクフェスのゲーム感想を書くブログです)

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【感想】くろいキキーモラ(☆7)



何が驚いたって









1ターンで
きらめくルルーのスキルが
発動可になったことですね(驚)


たぶん、参加していた人も
マジかと思ったのではないでしょうか?






くろいキキーモラ(☆7)

LS:赤の攻撃力4.2倍・体力3.5倍
   ネクスト変換(1st・2ndのみ)


~コメント~

 リーダーとして使うことを
 前提に設計されたカードですね。

 固有スキルは与ダメ依存の回復。
 ☆7になったことで回復量が増えました。





リーダースキルのおかげで
すぐにスキルが貯まるのが強み。


長期戦に強いカードで、ギルイベでも
回復能力を上手く利用することで
10分間、戦い続けることが出来ます。
 


ただ、盾を持つ相手には
この回復能力は役に立たないので


基本的にはギルイベの雑魚狩りや
普段のクエストで運用するのが無難です。






足の速さを活かして、
スキル発動数が少ないカードを
多めにいれてみました。








とにかく連鎖が楽。
マルチでも役に立ちそうですね。







チャンスぷよが作りやすいので







こんな風に相手に
チャンスぷよを渡して攻撃してもらう
ことも出来ます。







ちなみに、イラストは
☆6の時より躍動的なものになりました。

実際に動かしてみると
こっちの絵のほうがしっくり来ます。

個人の感想です。






まとめると、

必須級ではなく、
趣味で育てるカードですが、
使いこなせば強い

といったところでしょうか。


使いたい人は☆7に変身させて
みても良いかもしれません。


話変わりますが、
実は上の画像の2Pさん、
前のマルチで切断したんですよね。





ミッション2が
全員が攻撃タイプでクリア
だったのですが、


しろいフェーリがいるとわかるや
始まった直後に切られちゃって
けっこう驚きましたよ。


たまたま、もう1回共闘出来たのですが
終始無言プレイで、こっちがあいさつを
しても返事をされなかったので
ちょっと驚きましたね。


クエストが終わったあとに
「ありがとう」と言うぐらいは
さすがにやるだろうと思っていたので。






マルチをやっていると
こういう人、たまにいるんだけど、

画面の向こう側に人間がいることに
気づけない人っていますよね。


まぁ、この切断した人は
まだ良い方で、場合によっては
暴言飛ばしてくる人いますからね。


「おたんこなーす」とか
 使いたがる人たち。いるよね。


私はマナーを守って戦ったほうが
楽しいと思うんだけど
まぁ・・・どうなんでしょうか?


もしかすると向こうは
楽しくないのかもしれませんね。


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キキーモラ変身



ワイルドさんが11枚もあるので
モラを☆7に変身させました。







さすがに使いやすいです。

ただ、現状、この娘が輝ける
クエストが用意されていないので
☆7にするには愛が必要かなと。

他のシェゾやクルークにも
当てはまることですけどね。




そうそう、イベントが終わった途端に
青の魔人が当たりましたよ。









もっと早く来てくれれば
もう少し楽に倒せたんだけどな。








次回の蒸気はこれでクリアします。


魔人って結構、
人気が高いカードだったのに
いつのまにか影薄くなりましたね。


不憫・・・



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一応、蒸気感想




3ターンで黄ぷよ40個消去。

ステージ2へ移行。






10連鎖をしてCぷよ生成。

魔人と呪のスキルを発動、
ヒルダ以外を怯えにさせる。






ヒルダを撃破。

ローザッテと狩猟民の
スキルを発動、全カードの
スキルが効いた状態で潮騒を討つ。







はい、
火力不足で無理でした
























死ねよって感じですね。


私の黄色デッキ、
決して弱いとは思わないのだが
これでも攻撃力が足りないのね。

かといって、ヴァハトを外して
ビャッコに変えると敵の攻撃を
しのげないんだよな。
(攻撃する前に殺されてしまう)


蒸気と騎士団を持っている人は
初日で楽勝して、そうじゃない人は
魔導石をもらえない。最高っすね。


それはともかく。
「大神官を使って
 上のデッキで倒せるなりよー」という
人のアドバイスを半信半疑で試したところ
なかなか上手くいかないので






自分のプレイヤースキルを信じて
ゴリ押しで勝ちました。

頼れるのは
バトルで鍛えた己の技術のみよ。


チートカードのアリィと
超当たり枠のフェーリがいなかったら
これでも勝てなかったんだけどね。





(ガチャ引かないと勝てない優しい世界)


パックゲーなんだよな。


わくわくパックを買った人と
買わない人との間の格差がでかすぎる。


3000円(3か月)で石200個の
差が出来ますからね。


去年の11月から売られているので
もうすぐで800個の差になります。


そうなると当然、
ガチャできる回数に差ができるわけで。


私はパックを買わなくて
結構、カツカツで石を管理してきた
のだけれど、それじゃ駄目だって
宣言されたようなクエストでしたね。




(作家の平野啓一郎さん。
 大変模範的な文章を書くかたです)

なんかアホらしくなったので
途中でやめて本を読んでました。


前の記事で若干触れましたが、
カッコいいとか可愛いという感情が
社会や経済を動かしている一面が
あって、言葉の歴史を探りながら
その功罪を考えるみたいな本です。

つまんなそうに見えますが
結構、面白いですよ。



ちょっとだけ翻訳しますね。


例えば私は、この↑画像のキャラを
最初に知った時に

「ああ、中二病キャラって
 こういう人を言うんだな」

と思ったんですけど

中二キャラって
よく考えると結構、面白いんですよ。














こういうちょっと難解なセリフを
ベラベラしゃべるキャラクターって
ある時期までは凄くカッコ良いと
思われていたんですよ。

少なくとも2000年代半ばでは。


量産されていたと思います。
主人公に多かったですね。


有名なのだと
コードギアスの主人公とか。


仮面ライダーカブトの主人公とか。


チート能力与えられて
調子こいてる奴が大体そうだった。







まぁ、そうだったんだけど
量産されて使い古されていくと

だんだん、それがダサいというか
ノット・クールに受け取られていく
のですね。


厨二病キャラというのは
それまでカッコ良いと思われていた
キャラを皮肉る形で登場してきた
わけです。




イケメンなのに中身が残念
というのが逆に
人間的な魅力に思われて爆発的にウケた
という経緯がここにあります。


ギャップ萌えという奴ですよね。

悪ぶってるけど凄く良い人とか。
アホそうだけど成績優秀とか。

ひねくれているようで素直だとか。


厨二キャラは
結構、好きですね。私は。


 


平野さんは
そういう「カッコ良い」の定義が
意図的に組み替えられていく流れを
丹念に調べていて、

言葉の歴史=心の歴史
になっているんですね。

特に
あるものをカッコ良いとする場合、
別のものをダサいとみなす行為が
表裏一体で進んでいったという指摘は
面白かったです。






ローザッテだって
去年まではクールなカード
でしたからね。


持っていると
ちょっと喜ばれるような
強いキャラだとみなされていました。


そういうキャラが
今ではもう弱キャラにされて
しまった。

こういう相対的な雑魚化が
カードのインフレと並行して
起きているのは、


利益第一の資本主義と
深いかかわりがあると
平野さんは述べていると。


まぁ、そんな感じの本です。

多分。





今まで
ぷよクエの記事ばっかり書いてきた
のだけれど、ちょっと実験的に
全然関係ない記事を載せていました。


で、ぷよクエじゃない話でも
それなりにリピーターがいてくれて
文章を読んでくれるみたいなので


今後の方針として、
もっとデレステやスクフェス、
その他のサブカルな記事も書こうと
今、考えています。


正直、これだけインフレがひどいと
カードの評価とか出来ませんからね。

クエストの攻略だって
持ってない人には意味がないし。


私も文句しか書けないし、
せっかくなのだから、もっと
ハッピーな文章を書きたいし。


この件については
土曜あたりに詳しく書くつもりです。

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娯楽における性描写(後編)



突然ですが、あなたは
この画像をいやらしいと思いますか?



前回、私はキャラクターの身体性という
ものについて説明をしました。

それは簡単に言えば、
上のドラミちゃんを見てエッチだと
思うかどうかということだと言えます。


冷静に考えれば、
ドラえもんもドラミちゃんも
全裸にリボンに首輪と
かなり扇情的な格好をしている
のですが、不思議とエロスはありません。



身体性が欠けている
というのはそういうことです。




(暴力は時に笑いのネタにされる)


乳房や乳首、へそや性器といった
リアルな生物的表現がない。



そういう描写は実は暴力を
どう描くかということと密接に
つながっていて、身体性がないことは
非現実的な暴力を表現することでもあった。


それゆえに
ギャグ漫画の死なない・老いない・
傷つかない非生物的なキャラクターは
しばしば戦意高揚の道具に利用されていて

その点において、赤裸々な性的描写は
ある時期では、権力者が仕組んだ
暴力のごまかしに対する反抗的な
暴露行為でもあった。


以上のことを述べたつもりです。





(胸元を大きく魅せていくスタイル)


では、そういう真面目な理由で
描かれた性的描写はどう変化したか?

本記事では、
この点について言及したいと思います。


一言で言えば、80年代から
セクシーはクールと結び付けて
受け取られるようになっていった

と指摘できます。


例えば、ジョジョのキャラデザを
見ればわかるけれど、やたらと
露出が激しい服を着ていることに
気づきませんか?


スタンドも腹筋を露出する一方で
乳首や股間の箇所を服で隠すことで
あたかも人間であるかのように
表現しています。




作家の平野啓一郎さんによれば、

カッコいいという言葉が普及したのは
1960年代かららしいです。

つまり、
「チルってる」や「よいちょまる」
と同じ現代の流行語だったのですね。





このカッコ良さって何かということを
私なりに考えると、

まず人間であることが
求められるのではないか

というのが必要条件にあると思います。


ここで言う「人間」とは
いわゆる「理想的な人間」ですね。

例え自分が死ぬとわかっていても
仲間の危機を救うためにスタンドを使う。

そういう心の気高さも
対象に入っていると思います。

ただ、それを表現するには
しばしば、人間っぽい仕草や表情が
用いられるのですね。


つまり、ビジュアルというのが
かなり密接に関係しているのです。


カッコ良い奴はカッコ良い表情をするし
カッコ悪い奴はカッコ悪い表情をする。

身体的描写と精神的描写が
重なっているところがあるんです。


犬のイギーも最終的には
覆面レスラーのような面になって
人間的な表情をするようになりました。



(ハート型の穴があいた衣装)


荒木先生いわく、
男性に女性的な要素をつけると、
色っぽくなるとのことですが、


まさに性的に描くことが
ある種のカッコ良さにつながるのですね。


ここで先ほどのドラえもんを
思い出してください。






このドラえもんをカッコ良いと
思う人はレアだと思います。


それはドラえもんに身体性がないから
と説明できるのではないでしょうか。


もっと言ってしまえば、
うしろのふすまを見て
あなたはクールだと思いますか?



私たちが、あるキャラを
カッコ良いとか可愛いと

思うのは、それが生き物だから
なんです。

(正確には生物的だからだと言える)





生物的に描く際に
もっとも好まれるのが筋肉ですね。


ドラえもんに無くて
悟空にあるもの、それはマッスルです。


大抵の漫画では筋肉を露出させて
戦士を戦わせています。


これはジョジョも例外ではない
と思います。


ポルナレフとかジョセフとか
基本的にはムキムキのキャラが
多く登場しますからね。





男性キャラが
筋肉や汗、胸元、へその露出などで
生物的に表現される一方で、


女性もまた肌を露出させたり、
胸や腰、つまり輪郭を強調することで
キュートに表現されてきたと言えます。


ダイヤさんが
やたらと脱ぎたがるのは
そうしたほうがスタイルの良さが
際立つからであり、また






セクシーであることが
かわいいと結びついているから
なんですね。


私はこの世で一番ダサい服は
ジャージだと信じていますが、

あれは長そでで
腕も足も見えませんよね。


10代女子がセクハラにキレる一方で
制服のスカートを切りたがるのも、
そういう「かわいい」と
関係があるからだと思います。


 



この衣装も、おへそや太ももが
見えるようにデザインされていますが

仮にこれが布で全部覆われていたら
あんまり可愛くないんじゃないか
と思います。


この法子を見てキモイと思う女性は
法子自身ではなく

この法子を見て
鼻息を荒くしているキモオタに
対して、本能的に無理だと思っている
のではないでしょうか。




少なくとも昔からいる保守派の
女性はそういう考えをしていますね。


結婚をしない、正確には
子供を産まない恋愛は認めない
人たちなので。

(それゆえに同性愛者も
 欠陥のある人物とみなされる)




4545784042328_17oct20_1.jpg
(確か小学生だったはず・・・)


ここまで私は
カッコいいやかわいいと
セクシーの関係を述べてきました。


簡単に言えば
セクシー≒クールOrキュート
として機能している側面があるのですね。


性的表現から政治的な意味が消えて
単なる表現になったこと、

それ自体は別に悪くないじゃないか
と思う人もいるはずです。


ところが、そう簡単にはいかない
面があって、それはつまり、

政治的な意味が消えているようで
実は保守的な隠喩に反転している
のが見受けられるんですね。


簡単に言えば、
本当にただのエロ描写になって、
しかもそれは男が女を消費する形
になっている。

その問題はサブカル評論家である
大塚英志さんが
一貫して主張していることです。




ラッキースケベってありますよね。

転んだり何なりして
女の子の下着が見えたり
胸をもんだりするアレです。


これはスカートめくりとは
対極的な描写なんですよ。


スカートめくりや覗きは
自分の意志で行うものです。

当然、男の方が悪いわけです。
わいせつ行為ですから。


けれど、
エッチなハプニングには
加害者と被害者が存在しません。


到底起こりえない
非現実的な性的シーンを描くことで
現実の加害と被害の関係を隠す効果が
あって、

加えて気の強いヒロインに
主人公を殴らせたりすることで
男の無謬性を更に強調するのですね。



(This is the cool Japan we japanese say)


大塚さんは
クール・ジャパンとか
萌えと自称されるものが

その実、ポルノグラフィとして
海外で受け入れられていることを
忘れてはいけないと語っています。


海外のゲームを見ると、
しばしば日本的な表現が
採用されているのだけれども、

それは「横じま模様のパンツ」だったり
「旧型スクール水着」だったりするのですよ。


幼い少女にエッチな下着を履かせて
挑発的なポーズをとらせる。

これはリアルでやれば
文句なしの児童ポルノです。


でも、所詮は絵ですから
処罰の対象にはなりにくい。


加えて、この手の女キャラは
無垢なのか無知なのか知らないけれど
こういう格好をすることに抵抗しませんし、
着させる相手に怒りもしませんしね。



そういう意味での需要があって、
日本の一部コミックがHENTAIと
呼ばれ、愛好を受けていること。

その意味は重いです。



つまり、
クールジャパンとか言ってるけれど

何か日本的な文化に惹かれたのではなく、
児童ポルノの規制が厳しい海外において
日本のHENTAI漫画が重宝されただけに
過ぎないんだという意見ですね。


極論かなーとは思うけれど、
その一方で鼻で笑えないものもあります。



(エロいところしか見習ってくれない)

アズールレーンを
中国による艦隊これくしょんの
パクリだって言う人がいるのですが

仮にそうだとしても、
こういうパクられ方しかない
ということは自覚すべきだと思います。



ここにおいて女性キャラクターは
ポルノ産業の商品として存在する以上、
購買者である男性に対しては
従順で都合が良い性格をしている。



(こんなヒロイン嫌だ・・・)

ヤンデレとかツンデレとかも
いるぞと思うかもしれないが、

それは
美少女であることが前提
ですからね。

おばさんやばばあではない。


現実のモテる男は
そういう人たちにもキャーキャー
言われるのだけれど、そういう
リアリティが欠けているんですね。






この記事の冒頭で
外面的な可愛らしさが
内面的な正しさとイコールで
結び付けられていることについて
言及したつもりですが、


そういう描写が日常化すると
可愛くない人や恐い人の意見が
間違いだと自動的に認識されがち
になるのですよ。

このHow Dare Youのお嬢さんが
やたらと海外でも日本でも
叩かれているのは

発言の内容に怒ったからというよりは
その話し方が如何にも活動家くさくて
生理的に受け入れがたいから
ではないかと私は考えます。

ていうか、活動家なんだから
活動家っぽいスピーチをしても
別にいいじゃんという話ですが

こういう大人に対して怒る子供
というのは、やはりどの国でも
理解されがたいです。
 
 



まとめると性的表現から
カッコ付きの「政治的」意図が
消えて単なるアクセサリーとして
機能していく一方で、

そういう表現は大変重要な問題を
可愛いか可愛くないか、

セクシーかセクシーじゃないか
で考える姿勢が当たり前のように
みなされていく装置として
働く危険性もあるってことですね。


奇しくも過剰に性的な描写をすることで
逆転的にのらくろのような非現実的な
身体描写へと転化しているわけです。




ヲタクを毛嫌いしている連中が
漫画やアニメをクールジャパンと称して
売り出したがっている矛盾というのは
そういう文脈から推し量れるのですね。


利用できるかどうかですね。
一言で言えば。


単にエロイかどうか、
クールかどうかだけで判断しちゃう
アニオタがネトウヨになるのも
その意味において矛盾してないんですよ。


ラピュタは彼ら基準では
大変反日的な映画であるはずだけど、
面白いから叩かれない。

そういういい加減さが
集合してうねりになるとどうなるか。


よくよく考えなくちゃいけない
んじゃないかなと私は思いますね。

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娯楽における性描写(前編)


太股~黄色編~


よそのサイトで
面白い連載がされているのに
触発されてこの記事を書きました。


この連載記事ですが、
フォントを変えたり色を付けたり
画像をつけたり目次を付ける作業って
かなり面倒なので、結構長い時間を
かけて丁寧に書いたのではないでしょうか。

素直に感心しました。


内容自体は右翼がキレ出しそうな
ことが書かれているんですけどね。


 











(彼らにとってオタクは犯罪者予備軍)

ビートたけしのTVタックルについて

メディアにねつ造される危険なアニメ


アニオタのネトウヨが多いので
意外に思われるかもしれませんが、

歴史的にはアニメや漫画、ゲームは
保守派の人に攻撃されてきたのですよ。


教育上、よろしくないってね。


逆に左翼的と呼ばれている人物は
積極的にこれらのジャンルで活躍
していたりします。


バルス!
宮崎駿監督が久米島へ


ジブリの宮崎駿監督などは
その典型的な例ですね。

他にも安彦良和さん、富野さんといった
初代ガンダムのスタッフとか。


ラピュタ、ナウシカ、紅の豚、
ぽんぽこ、もののけ姫・・・
よく見れば大変政治的な映画なんです。

でも、大抵の人は
よく見ていないので

慰安婦像をけしからんと語る一方で
ラピュタを見ながらバルス!と
tweetしちゃうんですよね。




そういう歴史的背景を知ると、

「水着の押忍にゃんかわえー(^▽^)/」
とかほざいているおっさんが

トリエンナーレで
「日本人の心を踏みにじるなぁ!」
とtweetしているのって

一見、すごく矛盾しているのですが、
実はそうでもないということを
結論として書くつもりです。


テーマを一言で表現すると

アニメや漫画、ゲームで
エッチな表現には何の意味があって、
それがどう変わってきたのか

という感じですね。



(妖鳥シレーヌ・実写版)

さて、早速、本題に入りますが、

この問題は漫画『デビルマン』を
抜きにして語ることは出来ないと
思います。

この漫画では妖鳥シレーヌという
デーモン族の女性が登場しますが、

このシレーヌって
乳房が丸出しなんですね。

乳首まで描かれているんですよ。

陰部のほうも羽毛のようなものが
申し訳程度に覆っているだけで

要するに全裸なんです。



(主人公不動明・実写版)


これって実は大変画期的で
意味がある描写だったんですね。


というのも、
ここには身体性というものが
絡んでくるからなんです。




(宿敵サタン・実写版)

ここでデビルマンにおいて
デーモンの歴史って何だったのか
について触れると、

これはまさに血で血を洗う
殺戮の歴史だったわけですよ。

OVA版では
植物型のデーモンが
蝶人型の女性デーモンに寄生、
体を乗っ取る描写があるのですが、

命の取り合いと言いますか、
文字通りの殺し合いをしてきたんですね。

一瞬の気も抜けないような。



(くどいけどシレーヌです)

そういう殺伐とした動物的世界で
女性に服を着る権利なんてあるか?

という話なんですね。


つまり、シレーヌが全裸なのは
暴力表現の一つであるわけです。

(問題のシレーヌも
 デビルマンとの死闘の末に
 命がけの攻撃をしかけ絶命する。

 彼女が登場した場面は
 常に戦闘シーン。平和な世界で
 生きているキャラクターではない)

この作品では
人間も血も涙もない連中が多くて、
終盤では人間同士の殺し合いがあったり
地獄さながらの光景が描かれますし、


ヒロインもデーモン族の一味だと疑われて
首を切られて死んでしまうのですが、


実はそういう惨たらしい絵を描くこと
って凄く意味があるんですよね。



のらくろ1.JPG

というのも、日本の漫画って

戦時において、
現実的な暴力表現を
排除するようになったのですよ。


例えば、戦争中に書かれた
漫画『のらくろ』を見ると、

主人公は死にませんし、
敵である中国兵も撃たれたり
刺されたりしても死なないんです。

いてて、早く抜くがよろし
とか言うだけで流血すらしない
んですよね。


駄菓子,タコ,お菓子,ガム,ネーミング,こぶ,補足

ミッキーマウスとかがそうだけど、
ギャグ漫画において、
キャラクターって谷に落ちたり
車に轢かれたりしても
ピンピンしていますよね。

潰されてもぐちゃッと中身が出ずに
紙みたいにペラペラになってから
数秒後に元に戻る。

そういう非現実的な暴力描写を
熱心にさせることで、漫画やアニメは
戦意高揚に利用されてきたわけです。

これは欧米にも言えることだけど。


(普通は死ぬ↑)


暴力など大したことではないと、
つまり暴力に対する抵抗感をそぐ
という働きがここにあって、

それゆえに昭和のある時期まで
ある種のリアリティは封印されてきた
という経緯がここにあったのですね。


女性キャラには乳房はもちろん、
乳首のような具体的な生物的器官を
描くことはご法度だったわけです。


そういう状況で
PTAに喧嘩を売りながら
ハレンチ学園とかデビルマンとか
徹底的に凄惨な殺し合いを描いたのが
永井豪先生だったと。

ですから彼って結構、偉大なんですよ。
あまりメディアでは褒められないけど。



どちらかというと
エッチな描写を大々的に
描いたことで有名になった人
ですが、永井漫画において
性と暴力はつながっているんですね。


永井先生に限らず、
ある年代、評論家の大塚英志さん
によると70年代らしいのですが、

そこにおけるポルノ描写というのは
非現実的な世界観=
支配者側にとって
都合の良い世界を描くことに
対する
一種の批判でもあった
わけです。


古臭いフェミニストが
今でもたまにやる下品な性描写って、
彼女たちにとっては
それがロックなんですね。


私はそういうの嫌いですけどね。

(セックス・ピストルズという
 名前が典型的だが、反体制的な
 ロックバンドも、ある時期までは
 社会で封印されてきた性を暴露
 することで大人に対する抗議を
 表現していた)



まぁ、そんな意味があった
性描写だったわけですが、

これが80年代ぐらいから
変質していきます。


どう変わっていくのか・・・








4545784042328_17oct20_1.jpg


まぁ、
こう変わっていくんですよ。


別に、この漫画や矢吹先生を
けなしているわけではなく。


でも、大変差別的な記事を
多々載せているまとめサイトで

管理人が矢吹漫画を讃えていること、
矢吹神と呼ぶことに抵抗がないこと、

あるいはこれ系のエロスな漫画を
喜々として読む人間が
そういうサイトの読者になっている
ことはなかなかどうして意味がある

わけで、その辺について
後編で語ろうと思います。

(すぐには書けないので
 数日かかるかもです。悪しからず)

~続く~

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プロフィール

HN:
鬼龍(キリュー)
性別:
非公開
自己紹介:
愛と勇気と誇りをもって戦う孤高のぷよリスト。好きなものは勝利という名の美酒、嫌いなものはネトウヨです。


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